Name:
Anonymous
2005-07-20 18:39
What is the point of 2GETTING when there are no post counts to harvest?
Name:
Anonymous
2013-06-29 14:26
ではこちらの主張を述べよう。
中央集権体制にするには、国内がある程度「同レベル」であることが必要だと思っている。
というか、「同レベル」であればどんな大きさでくくっても何も問題が起きず、それが国レベルなのが日本だと思っている。
だから日本も「中央集権」にしては規模が大きいし、それはおそらく「単一民族」だから出来るものだろう。
さて中国、漢民族が90%なのはいいとして、問題は経済格差だ。これは鄧小平の先富論による。
だから、こちらの見立てでは、このときに中国は将来的に「中央集権」では無理で、「連邦制」に移行することが決まったと考える。
この判断自体は、単純に言えば、国体の維持と経済成長で後者を取っただけであり、国民からすると妥当な選択だ。
だから本来は順当に「権限委譲、地方自治」を進めるべきだし、そのシナリオもあるはずなのだが、なぜ実行しないのかよく分からない。
ばかでかい国体を「中央集権体制」で維持するためには、徹底的に格差を潰すことが必要で、それには共産主義は役に立った。
しかしそれを捨てるという判断をしたのに、その次の作戦を実行しないというのが謎。
しかも、天安門を潰したのも鄧小平だ。かなり意味不明。つまり、まとめると、
1. 中央集権のシステムが機能するためには、均一性が必要。規模の限界は「人口」そのものではなく、あくまで「均一性」。
2. 中国は同時多発腐敗も進行中だが、少なくとも中国人にとってはこれは「地方政府の問題」として捉えられている。
3. 中国は国の規模、および均一性のなさから、連邦制に移行するしかないが、なぜか中央集権にこだわっている。
あと、細かいところについていうと、
>清朝が崩壊した時も地方軍閥がいっぱい出来て倒れた。
アメリカのように独立した州軍を持っていればこれは起こりうるが、人民解放軍は中央軍であり、おそらく省軍というのはない。
だとすると必要なのはクーデターとなるが、これが起こっても全く不思議ではない状況が天安門の時にあったから、
おそらく対策はなされていて、相当厳しく芽を摘んでいるはず。良い悪いはともかく、中共は馬鹿ではない。
ただ清朝末期とよく似ているとはよく言われている。こちらは清朝の統治形態を詳しく知らないから何とも言えないんだが。
>中国は一党独裁だから共産党は逃げ場がない。
これはその通りなのだが、だからこそ「王朝化」を進めて尻尾を切り続ける作戦なのかもしれない。
そしてこれは今の所、上手くいっているように見える。
「共産党」が「天皇」化を進め、「連邦制」の象徴、それこそイギリス王室のようなポジションに収まれば、ソフトランディングがあり得る。
ただなぜか「中央集権」にこだわっており、これだとハードランディングするのは間違いない。
チベットにしても問題は昔からあるが、徐々にでも緩和して自治を認めつつ、資源だけは国家管理とかすればよかったのに、
蓋をしたら内部圧力が高まるだけ。最後には爆発するに決まっている。
まあ政治も含めてチャイナボカンに「融合」されているのかもしれないが。
さらについでにいうと、金盾の廃止自体は良いことだが、そもそも設立自体がアホすぎる。
非民主化国民が勘違いしているのは「民主化さえすれば全てが上手く行く」と思っている点で、例えばエジプトとかでもそうだが、
独裁体制でやってきたところでそれまでの為政者を排除すると、為政経験者が居なくなり、国が回らなくなる。
中国も例えばクーデターで民主化するのは勝手だが、それをやって「中共関係者排除」すると国が回らなくなる。
だからソフトランディングで民主化するためには、少なくとも20年前から為政経験者を育てることが必要で、
そのためにはさらに20年前、つまり40年前から政治議論については原則解禁(全自由)にする必要がある。
本来はインターネットに蓋をしなければ今20年経っており、ここから徐々に民主化出来るタイミングだったはずなのだが、これを逸している。
こういった意味では、中共も長期国家観があるとは言えず、残念ながらハードランディングに向かうのか、という気もする。
今更金盾を緩和したところで、間に合わないんじゃないかなと。
まあ最も「一人っ子政策」をやる時点で長期国家観があったとは言えず、そしてそのツケをこれから40年払い続けることになるのだが。
ただ今の中国君の感覚からすると、天安門が中央政府に対してのものであったのが少し合点がいかない。
結局これもその後の対策が上手くなされており、目が「地方政府」に向かうようになっていると見るべきなのか?
しかし、いずれにしても、「大陸」の感覚はずいぶん違うものだな。
なお、横槍、飛び入りは歓迎。ただし馬鹿は無視するのでよろしく。
こちらは毎日は来ないので、返答は数日後になる。その間に勝手に議論を進めてくれても構わない。